ハンムラビ法典 ~復讐を防ぐ復讐~
紀元前18世紀ごろにメソポタミア地方で興った王国「バビロニア」の王様ハンムラビが発布した法典。楔形文字で書かれており、『目には目を、歯には歯を』の記述が有名です。この言葉は現在「やられたらやりかえせ!」という意味で使われがちですが、本来は倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ意味を込めた条文なのです。
― 世界史の授業より ―
姫苺
小学生の頃に読んだ「ついでにとんちんかん」という漫画のギャグで「目には目を、埴輪好(ハオ)!」というものがあり、くだらないなと思っていたのですが未だにハンムラビ法典といえば埴輪を思い出してしまいます。はぉ。
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