アルキメデスの原理~発見とヒントは意外な場所で~
古代ギリシアの数学者アルキメデス(紀元前287年~紀元前212年)が発見した、『液体の物体は、その物体が押しのけた液体の重さと同じ上向きの力(浮力)を受けて軽くなる)』という法則。
ある時アルキメデスは王様から
「こないだ純金の王冠を作らせたんだけど、細工師が金をちょろまかすために混ぜ物をしたんじゃないかって噂を聞いたの。分解して調べたいけど、本物だったらアレじゃない?そんなわけで王冠を壊さないでこれが純金製か調べる方法を考えてちょ。」
と依頼されました。
「壊すなって…え??マジすか!??」
と、無理難題に困惑したアルキメデスでしたが、とりあえずお風呂でゆっくり考えようと湯船に浸かりました。彼が体をお湯に沈めると、お湯がザブンと外に溢れ出るではありませんか。そこで上記の法則をひらめき、嬉しさのあまり
「エウレカ!エウレカ!
(分かった!分かったでー!)」
と叫びながら全裸で街中を走り回ったという逸話が有名です。
–物理の授業よりー
姫苺
このアルキメデスの原理は姫苺が大の苦手な物理で習ったのですが、このエウレカエピソードが衝撃過ぎていつまでも覚えている法則です。
ちなみに当時のギリシアでは奴隷は裸で働いていたので、アルキメデスが裸んぼで街をうろついても特に白い目で見られるような突飛な光景ではなかったみたいですよ。エウレカですね。
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